2005年07月25日

星屋心一の『東京青松の道/客席から』
 プロローグ 「開始にあたって」

 青松第一回公演『延長/絵美香』について書く。この文章を書くことで私が試みたいのは挑発である。

 観客に対して、『延長/絵美香』を確かに見ただろうか(見るだろうか)と問う。青松関係者に対して、自身が志向した演劇の価値を正しく受け止められるかと問う。

 安心してほしい。私はこむずかしい演劇論を述べたいわけではない。青松の広告をしたいわけでもない。それは私が『延長/絵美香』を論じることで明らかになるはずだ。

 私は一観客として具体的に『延長/絵美香』の価値を考えていく。最初に指摘したいのは、この芝居の台詞に厳密なルールが敷かれているということである。次回はその台詞づくりから『延長/絵美香』を論じる。【次を読む】
posted by 東京青松 at 00:00| 作品解説・植林一本目篇